3月各教室日程
上記のスケジュール表にてご確認ください。
森信雄の子どもの部屋Ⅱ(ブログ)より 2025年3月
50年前の話ですが、親戚の叔母夫婦が有馬に住んでいて、転勤で東京方面に引っ越す時に何故か付いていくことになりました。引っ越し荷物に合わせて群馬にむかったのです。初めて新幹線に乗って富士山を見て感動したのを思い出します。二日ほど滞在した後で目的だった浅草の将棋大会に向かいました。木村義雄14世名人、大山康晴15世名人、塚田正夫九段、升田幸三九段の将棋界の当時の大御所が参列する大きな大会でした。たまたま参道で四人を見かけて圧倒されました。大会は振るわなかったのですが遠方から来たというので、将棋連盟の職員の方から彫り駒をプレゼントしてもらいました。おおらかな時代ですね。
そこから親戚の家には帰らずに東北に足を延ばしました。この頃からすでに一人旅の癖があったようです。上野から急行に揺られながらの旅です。夜行列車もよく利用していました。寝台列車ではないので寝にくかったですね。宿泊は駅の側で、当時は大きな駅があると必ず24時間、泊まれる旅館がありました。
私は昭和世代の感覚なので今では古いと思いますが、将棋の世界は時代によって受け入れられるもの、時代を超えて受け入れられるもの、世の中の構図はその両方がある気がします。将棋で言えばどちらかいうと過去にさかのぼっての方が魅力を感じるのは、ゆったりとした時間を感じること、勝負にドラマが色濃く入っていること、将棋の勝ち負けが人間味を感じること、などでしょうか?
逆に言うと今は客観性の高いハイレベルの戦いが繰り広げられること、人情味が入る余地は薄いが個性の強さは大きいこと、終盤力の高さが醸し出す勝負の難解さが深いこと、などの時代になっているような気がします。
子ども教室のような独特の醸し出す世界がどう変わっていくのかわかりませんが、将棋の魅力が続く限りはつながっていくような気がします。欲を言えば平均的な棋力が高まるといいなあと思います。そのための教室になればもっといいなあと思います。将棋の魅力は切り口によって異なりますが、私は勝負の世界と言うよりも、謎解きの世界、思考力の強まる推理の世界、リアルな盤面の評価を見ていると科学的な気もします。そこに娯楽性をちりばめているのが、私にとっての将棋の世界ですね。常に「勝負の厳しさ」を忘れがちなのが私の特徴です。
こども達にとってもどれかの要素を感じて、自分なりに将棋で楽しめればいいなあと願います。
森信雄
3月オンライン指導日程 3月5日現在
オンライン指導は教室会員以外の方も受講できます。但し会員優先ですのでご了承ください。
オンライン指導は自宅教室に限らずJEUGIAカルチャセンター教室の生徒でも可能ですので、遠慮なくお問い合わせください。
※予約は原則、申し込み先着順です。 日程は変更になる場合もありますので、ご了承下さい。
☆日程や時間は調整します。ご希望の日時をご相談ください。
★教室の会員はラインでお願いします。
★教室会員外の方のオンライン指導希望の方は下記のアドレスへご連絡ください。
morinobu2008@gmail.com
メールアドレス 氏名 連絡先電話番号 年齢 棋力 希望日時を書いて下さい。
時間枠が少ないので、お断りする場合もありますので、ご了承ください。
3月 森幸士普及指導員のオンライン指導日程
※初級者で希望があれば「どうぞ申し込んでください。
日程や時間は調整します。ご希望の日時をご相談ください。
3月 個人指導日程
個人指導は現在は会員向けのみとなっています。
個人指導は同時に2名まで可です。
☆ご希望の日時をご相談ください。日程調整します。
教室の会員はラインでお願いします。