2024年12月のテキスト①より


 私が詰将棋を作るようになったのは、将棋を覚えてから(小学5年?)一年ほどたった頃でした。もともと解くのも好きで、おそらく棋力が10級の頃でも詰将棋は11手くらいのかなり難しいのも解いていました。小さな手帳を買ってきて、詰将棋のスタンプで図面を作り駒のハンコを押して作った問題を書いていました。一年で100問作ると決めていた気がします。それから一年して作った問題を近代将棋(当時の月刊誌)に送ったのですが、入選しないでガッカリしたのを思い出します。それから詰将棋パラダイスにも投稿して、それは七手詰めでしたが優秀賞をもらってうれしかったです。棋力アップのためでなくて、私の場合は「詰将棋大好き」という熱病だった気もします。それから友達と遊ばなくて済むのも魅力で?協調性のない私にはびったりの遊びだったのだろうなあと思います。
 私の内弟子だった村山聖九段も山崎隆之八段も、寝っ転がって詰将棋の本を手にして解くのが「将棋の勉強」と師匠の私を見てそう思ったかもしれません?
 今も子ども教室の子どもには「詰将棋」を奨めていますが、有段者の子も含めて①解くのが遅い②手数を気にしすぎる③相手玉をどんな手段でも詰ます気持ちが足りない、気がします。詰将棋は王手しながら「手を読む訓練」「玉を仕留める練習」「将棋の脳を鍛える」ことが大きなプラス点ですね。なかなか初めからは解けないものですが、トレーニングしていくと、おそらく「脳を鍛える」ことにもなり、将棋以外でもプラスだと思います。1手詰めからスタートですが、同じ問題を何度も解いて覚えても構いません。上達の最短の道だと思います。
 いよいよ師走に入りますが、今年は暑い日が多くて夏夏夏冬の様相ですね。いろいろ体調を崩しやすいので、気持ちだけはしつかり持って過ごしたいですね。

☆新年からのNEWコース「森七段上達コース」募集します
  開講日 2025年1月19日(日)14:00~17:00 3時間  
 参加費 4000円 定員6名
 申し込み締め切り 12月10日 ★そろそろ締め切りです

〈 申し込み制ですが、参加希望が多い場合は審査して決めます。〉
①初段を目指す子ども②有段者で四、五段を目指す子ども対象の「上達コース」です。日程は第2•3日曜日の午後が予定ですが、少人数制なので普通の教室コースとは別枠にします。
※参加の審査基準は「真摯に将棋に向き合う」「静かに集中できる子」に限ります。様子を見て月2回も考えています。
内容=今まで培ってきた森七段の上達法を厳しくしっかり教えるコースにします。

★教室の連絡網としてライン登録をお願いしていますが、まだの方は是非お願いします。
出欠や振替にも便利です。

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